ご挨拶

　平素より、KSS製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
　弊社は、1960年（昭和35年）に創業し、1970年代にｹﾞｰｼﾞを造る研磨技術を生かして精密送りねじの製造に着手し、その技術を規範に1978年に精密ミニュチュアボールねじの開発に成功して製造販売を開始しました。当時、ボールねじは受注生産品が主流でしたが、1983年に業界初の標準品（完成品、半完成品）ボールねじを規格する事により、より一層お客様のニーズにお応えることができました。

ボールねじの開発経緯は、お客様（半導体製造装置メーカ様）からのニーズを満たすために何度となく試作を繰り返し挑戦した結果、数年をかけて安定した製品を供給する事に成功しました。 弊社の製品開発は、1930年代に主流だった真空管、1940年代後半の半導体素子の発明、1970年代に登場したIC実用化の加速、そして現在に至る半導体へ進化する歴史と共に歩んできたと言っても過言ではありません。

これからも多種多様なボールねじ・ボールねじを搭載したユニット製品などの開発は、お客様のニーズにお応えするため、積極的にお客様の声に耳を傾け、常にお客様の目線で新製品開発をおこない、その技術伝承にも注力すると共に、ミニチュアボールねじのパイオニアとして世界でも数少ない専業メーカであるKSSブランドを全世界にご提供してまいります。

　そして、株主様・お客様・すべての協力者との相互繁栄を目指し、いたずらに会社規模を追わず、「小さくともきらりと光る企業」、「ナンバーワンよりオンリーワン企業」を目標に日々邁進していく所存ですので、今後とも皆様のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

ケーエスエス株式会社
代表取締役社長　太田 貴久

社　是

　ケーエスエスの製品作りの基本精神として、情熱を込めて、よりよい製品を、より安く、より早く提供することにより、社会に貢献する。