精密ボールねじ
KSSは1978年にボールねじの生産、販売を開始して以来、ミニチュアボールねじのパイオニアとして製品開発に取り込んできました。研削加工で高精度を確保する精密ボールねじは、短納期で製作可能な標準在庫品と軸端形状を自由に設計できる受注生産品があります。 |
標準在庫品
受注生産品
KSSでは標準在庫品以外にお客様のあらゆる設計にお応えすべく、受注生産品も対応しています。
お客様の設計工数を削減するため、各種ナット形式について規格化しています。
■フランジ付きシングルナット
ナット1個の最も簡単なタイプです。通常わずかな軸方向すきまを与えて使用しますが、オーバーサイズボールを使用することで軽予圧を与え、バックラッシュを無くすこともできます(精密級のみ)。ナットの取付けはフランジ部のボルト穴で行います。循環方式により、FBS(リターンプレート式)、FKB(こま式)、FDB(エンドデフレクタ式)、FEB(エンドキャップ式)などに区別できます。 |
■スリーブ型シングルナット
円筒型ナット1個のもので、径方向のコンパクト化が実現します。フランジ付きシングルナットと同様、軸方向すきまをゼロにすることもできます(精密級のみ)。ナットの取付けは、円筒面に設けたキー溝とナット端面を利用して固定します。 |
■フランジ付きダブルナット
2個のナットの間に予圧量分の厚いスペーサを入れ、軸方向すきまを除去するナットです。予圧を与えることにより剛性を高めることができます。ナットの取付けはフランジ部のボルト穴で行います。 |
上記以外のナット形状、寸法についてはKSSにお問い合わせください。